卒論のテーマが決まらんとです

  • 2018.09.22 Saturday
  • 13:43

 

大学が始まって一週間.

 

なんだかんだで夏休みも忙しいわけだが,

やはり授業があると一気に忙しくなる.

 

秋学期なもので,ちらほらと学生が研究室を訪ねてきたりして,

3年生も4年生も「卒論のテーマが決まらんとです」と言う.

同じことを3年生と4年生が言うのだ.

一年間何をしていたのか.

そう,のんべんだらりと日々を過ごしていたのだ.

まいやんがかわいいとか,田中圭がどうとか言っているうちに,無情にも季節は巡るのだ.

 

 

恋愛でもなんでも,誰かに相談をするときには自分の中では答えが出ていて,

背中を押すひと言がほしいだけだという定説があるが,

 

「卒論のテーマが決まらんとです」というのは確実に本人の中に答えが無いと思う.

間違いない.

本当に,決まっていないし,本当に,何をやっていいかわからないのだ.

 

教員としては「なんでもいいからとりあえず決めてみて」というのが常套句だが,

本当に「なんでも」「とりあえず」決めてみると

「うーん,面白いけど,難しいかもね」

なんて言われるのがオチである.

そして指導教員よりもダベりやすそうな先生のところに行って

「卒論のテーマが決まらんとです」を繰り返すのである.

 

 

企業でのハラスメントの一つに「上司の指示がコロコロ変わる」というのがあるが,

これは非常にやっかいだ.

自分が指導を受けてきた経験からしても,だいたい,大学のセンセイは言うことが毎回違う.

テーマはなんでも良いと言っているがなんでも良いわけではなく,

先週「こうしてみたら」と言ったのをやっていくと「微妙やな」と言われる.

そしてそろそろやりたいこと決めなさいよと言っておきながら,

急に「来週までに実験計画立ててきてね!!」と言い出したりする.

 

学生からすると振り回されているように感じるのだろうが,

研究の場合には,先生の中では一貫した基準があるというのが実際のところ.

しかしこの辺の勘所がわかってきたときにはもう卒業なのである.

 

 

自分が卒論を書くときにもまったくテーマが決まらなかった.

自分の場合には,やりたいことはいくつかあるんだけども,

「記念すべき俺氏の卒業論文がこの程度のテーマで良いのだろうか!? 否!!」

という感じだったからタチが悪い.

今思い出しても恥ずかしい.

自分が指導教員だったら

「なんでも良いから来週までにテーマ決めてきてね」と言うだろう.

 

がんばれ,卒論に悩む大学生諸君.

 

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