書評 カレーの法則

  • 2018.08.06 Monday
  • 17:58

 

味わい表現

 

カレーは味わいの表現が意外と少なく,使用するスパイスで表現を留めがち.

例えば「爽やかなディルの香り」みたいに.

 

この本は

  • ミックスするスパイスの数,量がどのような味わいをもたらすのか
  • 「甘酸苦辛」のそれぞれを引き出す隠し味アイテム

など,求める「味」にフォーカスして理論的に素材を解説する.

 

 

レシピの紹介文はそれほど凝った表現は出てこないが,

ほぼすべてのレシピについて

川魚に比べれば淡白なかじきまぐろですが,

カルダモンの香りと練りマスタードの酸味,辛みを合わせることで

見事に風味豊かに変身します

 

というように,「素材→でてくる味」が明確に示される.

風味だけでなく基本味のレベルで味を説明してくれるのもありがたい.

 

 


面白いところ

 

「カレーの法則」として

  1. 素材
  2. だし
  3. スパイス
  4. 隠し味

の関係性を説く.

 

そして「カレー粉+クミン」でつくる

というような,スパイスカレーの初歩から取りあげてくれるのはとてもうれしい.

 

 

カレーの本は,「銘店」と呼ばれる店のレシピ公開のようなものが多く,

 

  • 20人前のレシピを書かれても困る
  • スパイスの種類を最初からそんなに揃えられない

 

というような使いづらさがある.

 

しかしこの本は初歩から,使うスパイスや具材を限定して紹介してくれる.

 


総評

 

とりあえず「スパイスカレーのはじめの一冊」

を探しているのであれば,これ以上に優れた本はないと思う.

 

 

 

 

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